一級建築士製図のおすすめ道具 合格者が実際に使った製図道具

製図試験

一級建築士製図試験では、エスキスや作図の技術だけでなく、使用する道具も図面を時間内に完成させるために非常に重要になります。

シャーペンや三角スケール、テンプレートなど、どの道具を使うかによって作図のスピードや精度が大きく変わるからです

製図試験はかなりたくさんの道具が必要になりますが、種類が多いため、どれが自分に合った道具なのかわからないという人が多いと思います。

僕自身も製図試験の勉強を始めた当初は、どの道具を使えば良いのか分からず悩みました。しかし、様々な道具を試していく中で、自分に合ったものを見つけることができました。

この記事では、実際に一級建築士製図試験の勉強で使用していた道具や、受験生におすすめできる製図道具を紹介します。

一級建築士製図で必要な道具一覧

一級建築士の製図試験では、いくつかの製図道具を使って図面を作成します。

大切なのは、同じ道具を使用して日々練習することです。

普段の練習から同じ道具を使うことで、本試験でも安定して作図することができます。

製図試験で必要になる主な道具は以下の通りです。

  • 平行定規
  • シャーペン
  • マーカー(4色)
  • 三角定規
  • 三角スケール
  • 勾配定規
  • マスキングテープ
  • テンプレート

これらの道具は、製図試験の勉強を進めていく中で必ず使用するものです。

特にシャーペンやテンプレートなどは作図スピードにも影響するため、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

受験生におすすめの製図道具

これから製図試験の勉強を始める方へ、これさえ買っておけば間違いないというものを紹介します。

平行定規

平行定規は製図において最も使うものになるため、慎重に選ぶ必要があります。

僕が実際に使用していた平行定規はライナーボード UM-06N8 A2です。

この平行定規をおすすめする理由は、安定性の高さにあります。

私は以前、別の平行定規も使用していましたが、その製品は安定性に欠けていました。

特に図面の上側の柱や壁を描くとき、体重をかけると平行定規の下側が浮いてしまうことがよくありました。

製図試験ではこのような小さなズレでもストレスになりますし、作図のスピードにも影響します。

その点、ライナーボードは他の平行定規と比べて

  • ボードの角度がやや急
  • 角度調整部分の位置が上側にある

という特徴があり、体重をかけてもガタつきがほとんどありません。

この安定性のおかげで、作図中に余計なストレスを感じることなく、図面を描くことができました。

製図試験では長時間作図することになるため、こうした小さな使いやすさの差が意外と大きく影響します。

平行定規を選ぶときは、安定性の高いものを選ぶことをおすすめします。

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シャープペンシル

私が実際に使用していたシャーペンは、ぺんてる グラフギア1000 シャープ 0.7mmです。

このシャーペンの特徴は、ボディにある程度の重さがあることです。

そのため、薄い線を引くときでも強く力を入れる必要がなく、軽く引くだけでも安定して線を描くことができます。

また、ボディが比較的細いため、家具の描き込みなど細かい作図工程でも扱いやすいと感じました。

私は作図の際、このシャーペン一本だけを使用していました。

人によっては0.5mmと0.7mmを使い分ける人もいますが、私はあまりおすすめしていません。

理由はシンプルで、ペンの持ち替えによる時間ロスが発生するからです

一級建築士の製図試験は、想像以上に時間との戦いです。

こうした小さなロスの積み重ねが、最終的な作図時間に大きく影響してきます。

そのため僕は、一本のシャーペンに慣れることを意識して練習していました

https://search.rakuten.co.jp/search/mall/ペンてる%25E3%2580%2580グラフギア0.7

三角スケール

三角スケールは、正直なところどのメーカーでも問題ないと思います。

製図試験では縮尺を確認する場面はありますが、三角スケールによって作図スピードが大きく変わることはありません。

私自身も特にこだわりはなく、一般的な三角スケールを使用していました。

また、長さについても30cmのものではなく15cm程度で十分だと感じています。

図面のサイズを考えると、長い三角スケールが必要になる場面はほとんどありません

むしろコンパクトなものの方が机の上でも扱いやすく、作図の邪魔になりにくいというメリットがあります。

そのため三角スケールは、無理に高価なものを選ぶ必要はなく、使いやすいサイズのものを選べば問題ありません。

テンプレート

テンプレートでおすすめなのは、圧倒的にバンコ 三角定規型テンプレートです。

私自身もこのテンプレートだけを使って作図していました。

このテンプレートが優れている理由は、大きく 2つあります。

テンプレートを持ち替える必要がなくなる

製図試験では、想像以上に時間との戦いになります。

そのため、道具を持ち替える時間すら無駄にしたくありません。

バンコの三角定規型テンプレートは、家具や設備などのテンプレート要素が一通り揃っているため、一般的なテンプレートに持ち替える必要がほとんどありません。

これ一つで作図の多くの工程に対応できるため、作図の流れが止まりにくくなります。

扱いやすくストレスが少ない

このテンプレートの中央部分には、ダイヤルのような取っ手が付いています。

そのため取りやすく、用紙で滑って取りづらいといったストレスがありません。

また、三角定規型のため厚みがあるのも特徴です。

普通のテンプレートは薄いため、平行定規の可動部分の隙間に入り込んでしまうことがあります。

テンプレートを定規部分に当てて、動かしながら家具を描くということが多いため、隙間に入り込むことはかなりのストレスになります。

しかし、このテンプレートは厚みがあるためそういったことが起こりにくく、作図中のストレスを減らすことができます。

このような理由から、私はバンコの三角定規型テンプレートのみを使用して作図していました。

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必須ではないが、合った方が便利な道具

オレンジ・ピンク・黄色の三色マーカー

課題文の読み取りでは、三色マーカーがあると非常に便利です。

私自身も、オレンジ・ピンク・黄色の3色を使ってラインを引いていました。

製図試験では、課題文の読み取りが非常に重要な工程です。

ここでラインを引き忘れると、そのまま不合格につながる可能性もあります。

そのため、課題文を読むときは内容ごとに色分けして整理していました。

一般的には次のように使い分けます。

  • オレンジ:1/1000で検討する内容
  • ピンク:1/400で検討する内容
  • 黄色:作図で必ず描くべき内容

このように色分けしておくことで、エスキスや作図の段階で確認しやすくなります。

また、三色が1本になっているマーカーを使うと、ペンを持ち替える手間がありません

例えばオレンジで線を引いている途中で、「これはピンクだ」と思って後で引こうとしても、いざピンクで線を引き始めたときに忘れてしまうことがあります。

2色・3色一体型のマーカーであれば、持ち替えの時間もなく、その場で色を変えてラインを引けるため、引き忘れ防止と時間短縮の両方につながります。

僕が使用していたマーカーは、コクヨ/2色蛍光マーカーデュアルカラー ソフトカラー(PM-L313)です。

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課題文の読み取りは製図試験の最初の重要な工程なので、こうした小さな工夫でもミスを減らすことができます。

タイマー

タイマーは、試験時間や作図時間を測るときに非常に便利です。

僕が実際に使用していたタイマーは、ドリテック 勉強タイマー タイムアップ2 T-580WTDI です。

このタイマーをおすすめする理由は、大きく3つあります。

ボタンが大きく操作しやすい

このタイマーはボタンが大きく、時間表示の文字も大きいため非常に見やすいです。

スマートフォンのストップウォッチでも時間を測ることはできますが、ボタンや表示が小さいため操作しづらく、それだけでストレスになることがあります。

製図の練習(特に作図演習)では何度も時間を測ることになるため、操作しやすさは意外と重要です。

途中経過で時間を知らせる機能がある

このタイマーには、設定した時間で通知する機能があります。

例えば作図練習で、工程ごとに時間を設定しておけば、「どの工程が遅いのか」をすぐに把握することができます。

作図スピードを上げるためには、自分の遅い工程を見つけて重点的に練習することが重要なので、この機能はとても役立ちました。

消音・振動機能がある

このタイマーは、音だけでなく振動で知らせる機能も付いています。

そのため、自習室などの静かな場所でも周囲を気にせず使うことができます。

製図の練習では長時間集中することになるため、こうした小さな使いやすさも意外と大きなメリットになります。

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まとめ 自分に合った道具を使うことが1番大切

一級建築士製図試験では、多くの道具が必要になりますが、実際に使うものはそれほど多くありません。大切なのは、自分が使いやすい道具を決めて、それを徹底的に使い込むことです。

特に製図試験は時間との戦いになるため、

  • 道具の持ち替えを減らす
  • 手が止まる原因を減らす

といった工夫が重要になります。

私自身も、

  • シャーペンは1本に固定
  • テンプレートは三角定規型のみ使用

といったように、なるべく作業をシンプルにするよう意識していました。

道具の種類よりも大切なのは、その道具を使ってどれだけ練習したかです。

どんな高価な道具を使っていても、慣れていなければ本試験で力を発揮することはできません。

製図試験では、普段使っている道具がそのまま本番の武器になります。

試験直前になって新しい道具に手を出すのではなく、早い段階から自分に合った道具を決めて、繰り返し使いながら慣れていくことをおすすめします。

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