一級建築士 学科 勉強スケジュール 社会人 合格者の1週間

学科試験

一級建築士の学科試験に向けて勉強していると、合格した人は毎日どんなスケジュールで勉強していたのかと気になったことはありませんか?

  • 社会人は平日どれくらい勉強しているのか
  • どの科目を、どの順番で回しているのか
  • 法規や構造はいつ勉強しているのか

僕も試験勉強をしていた頃は、合格者の“リアルな1週間の勉強スケジュール”が知りたいと思っていました。

そこでこの記事では、僕が一級建築士学科試験に一発合格した年に実際に行っていた1週間の勉強スケジュールを、時期ごとにすべて公開します。

社会人として働きながら、

  • どのように時間を確保したのか
  • どの科目を優先していたのか
  • なぜその順番で勉強していたのか

その理由も含めて詳しく解説します。

これから学科試験を受ける方にとって、自分のスケジュールを作る際の参考になれば幸いです。

4月(最初の模試まで)の勉強スケジュール

僕が社会人になったのが4月からなので、ここから紹介します。

最初の模試まで、僕は次のルーティーンで勉強していました。

○日曜日(講義終わり)

  • 20:00〜23:00:講義の復習・宿題課題

○月曜日

  • 昼休み30分:その週の予習
  • 20:00〜23:00:宿題課題

火曜日〜金曜日

  • 昼休み30分:予習
  • 20:00〜23:00:予習

土曜日

  • 8:00〜12:00:予習
  • 13:00〜17:00:先週・先々週の復習
  • 20:00〜23:00:予習

これを毎週繰り返していました。

このスケジュールで大切にしていたこと

復習は当日と翌日で完結させること

復習は、記憶が残っているうちに終わらせるのが鉄則です。

授業の前日などに復習すると、わざわざ「思い出す作業」が発生してしまい、非効率的です。

また、これは学科試験に落ちる人の特徴のひとつでもあります。

以下の記事で不合格になる人の特徴を更に詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

当日と翌日で終わらせれば、知識は一気に定着します。

復習を溜めない。これが前提です。

予習の時間を圧倒的に長く取ること

この時期に一番意識していたのは予習です。

総合資格の講義は対面授業なので、分からないことは質問できます。

しかし、授業前に質問時間があるとは限りません。

分からない単語が多い状態で授業を受けると、理解度は半減します。

だからこそ授業は復習の場

この意識で取り組んでいました。

授業前に一度自分で理解し、授業では答え合わせをする。

この姿勢に変えただけで、吸収率は大きく変わりました。

模試ラッシュ中〜履修範囲完了までの勉強スケジュール

履修範囲がまだ終わっていない段階でも、模擬試験は全範囲から出題されます。

この時期は、予習の量をさらに増やしました。

○日曜日(講義終わり)

  • 20:00〜23:00:授業の復習・宿題課題

○月曜日

  • 昼休み30分:さらに翌週の予習
  • 20:00〜23:00:宿題課題

火曜日・木曜日

  • 昼休み30分:さらに翌週の予習
  • 20:00〜23:00:予習

水曜日・金曜日

  • 昼休み30分:さらに翌週の予習
  • 20:00〜23:00:さらに翌週の予習

土曜日

  • 8:00〜12:00:さらに翌週以降の予習
  • 13:00〜17:00:先週の授業の復習
  • 20:00〜23:00:予習

この流れを続けていました。

この時期に意識していたこと

模擬試験は、履修範囲が完了していない段階でも、全範囲から出題されます。

当然、習っていない範囲は分かりません。

一方で、2年目以降の受講生はすでに全範囲を一度学習しています。

同じ土俵ではありません。それが悔しかったです。

だからこそ私は、「習っていないから解けない」をなくすために、先取り予習を徹底しました。

なぜそこまで予習を増やしたのか

理由はシンプルです。

模試は“実力チェック”ではなく、“本試験の練習”だからです。

習っていない範囲がある状態で模試を受け続けても、本当の立ち位置は分かりません。

だから私は、履修範囲が終わる前に、実質的に全範囲を一度触れる状態を作りました。

この時期の先取りが、後半の伸びを大きく左右します。

履修完了〜本試験までの1週間スケジュール

履修範囲がすべて完了してから本試験までは、「知識の完成度を高め、穴をなくす期間」になります。

この時期、僕は次のような1週間のスケジュールで勉強を回していました。

平日のスケジュール

昼休み(30分)

  • 計画・環境・施工を週替わりで回す

仕事終わり(20:00〜23:00)

  • 構造・法規を中心に勉強
  • ※水曜日のみ施工

→ 平日の夜は、思考力が必要な構造・法規を優先していました。

日曜日(講義終わり)

  • 20:00〜23:00:計画・環境・施工を週替わりで回す

→ 講義後で頭が疲れているため、暗記系科目の知識を維持するための時間としました。

◯土曜日(全科目復習日)

  • 8:00〜10:00 計画・環境設備
  • 10:00〜12:00 施工
  • 13:00〜17:00 法規
  • 20:00〜23:00 構造
  • (余裕があれば)23:00〜23:30 計画

土曜日は、すべての科目に触れる日にしていました。

朝勉強に切り替えて失敗した経験

実はこの時期、仕事終わりは疲れて眠くなり、思うように勉強できない期間がありました。

そこで、「構造や法規は朝にやった方がいいのではないか」と考え、朝に1時間半勉強する生活に切り替えました。

しかし、これはうまくいきませんでした。

理由はシンプルです。

  • 脳が完全に起きておらず、集中できない
  • 出勤前で時間が限られており、中途半端になる

結果的に、夜の方が集中できると判断し、再び夜中心の勉強に戻しました。

この経験から学んだのは、「一般論ではなく、自分に合った時間帯で勉強することが重要」ということです。

このスケジュールで意識していた3つのポイント

法規と構造を最優先にする

法規と構造は配点が30点と最も高く、合否を左右する最も重要な科目です。

まとまった時間は、この2科目に使うようにしていました。

法規と構造の勉強方法については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

土曜日は全科目に触れる

一級建築士の学科試験は、苦手科目を作らないことが非常に重要です。

すべての科目を定期的に復習することで、苦手科目を作らないように意識していました。

また、このスケジュールは、前々から構造と法規の勉強を継続して行っていたからこそできたスケジュールだと思います。

科目を切り替えて集中力を維持する

同じ科目を長時間続けると、どうしても集中力が落ちます。

科目を切り替えることで、

  • 気分転換になる
  • 集中力が回復する
  • 勉強効率が上がる

というメリットがありました。

この時期のまとめ 大切なのは「自分に合った回し方」

ここで紹介したスケジュールは、あくまで一例です。

大切なのは、次の3つです。

  • 法規・構造を優先すること
  • 全科目をバランスよく回すこと
  • 自分が最も集中できる時間帯で勉強すること

履修完了後から本試験までは、知識を完成させる最後の期間です。

自分に合ったスケジュールを見つけ、本試験に向けて仕上げていきましょう。

まとめ 4月から本試験までで合格を分けた本当のポイント

4月に社会人になり、模試が始まってから本試験までの期間は、正直、順風満帆ではありませんでした。

勉強時間は学生の頃より大きく減り、模試でも思うように点数が伸びず、焦りを感じる時期もありました。

特にこの時期に強く実感したのは、「勉強時間ではなく、勉強の質がすべてを左右する」ということです。

それまでの僕は、時間でカバーする勉強をしていました。

しかし社会人になり、それが通用しなくなったことで、

  • 法規と構造を優先すること
  • 暗記科目は隙間時間で回数を増やすこと
  • 全科目をバランスよく触れ続けること
  • 自分に合った勉強時間帯を見つけること

この重要性に気づくことができました。

また、完璧を目指すのではなく、「穴を作らないこと」を常に意識して勉強を続けました。

その積み重ねが、最終的に

  • 最終模試:100点
  • 本試験:108点

という結果につながったのだと思います。

振り返ってみると、特別なことをしたわけではありません。

ただ、その時期にやるべきことを理解し、優先順位を間違えなかったこと。

これが、一発合格できた最大の理由だったと感じています。

もし今、

  • 模試の点数が伸びず悩んでいる人
  • 社会人になり勉強時間が減った人
  • このままで合格できるか不安な人

がいるなら、安心してください。

正しい優先順位で勉強を続ければ、点数は必ず伸びます。

4月から本試験までの期間は、合格を決める最も重要な時間です。

一日一日の積み重ねが、本試験当日の自信につながります。

自分を信じて、最後までやり切ってください。

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