一級建築士の学科試験に合格したと伝えると、「合格できた決め手は何でしたか?」と聞かれることがよくあります。
僕自身、勉強を始めたばかりの頃は、何をすれば合格できるのか分からず、とにかく目の前の課題をこなすことに必死でした。
模擬試験では途中まで思うように点数が伸びず、このまま続けて本当に合格できるのか、不安になり焦ることも何度もありました。
しかし、勉強を続けていく中で、少しずつ点数が伸び始め、最終的には学科試験に一発合格することができました。
今振り返って思うのは、合格できたのには、はっきりとした理由があったということです。
特別な才能があったわけではありません。
ただ、合格できる環境の中で、正しい方向で努力を積み重ねることができたことが、結果につながったのだと思います。
この記事では、実際に総合資格学院に通って学習した経験をもとに、一級建築士学科に合格できた本当の理由をお伝えします。
これから受験する方や、勉強方法に迷っている方の参考になれば幸いです。
勉強量を確保できたこと
一級建築士学科に合格できた一番の理由は、合格に必要な勉強量を確保できたことだと思います。
僕自身、総合資格に通っていた期間は、週に約32時間の勉強を半年間続けていました。
総合資格では「合格者の平均勉強時間は、週25時間程度」と言われているため、それよりもかなり多い勉強時間だったことになります。
これだけ勉強時間が多くなった理由の一つが、総合資格のカリキュラムにありました。
総合資格の授業はレベルが高く、予習をしっかり行っていないと、授業についていくことが難しい内容になっています。
そのため、授業前の予習は必須であり、自然と勉強時間が増えていきました。
さらに、授業後も復習テストが複数回行われます。
授業当日の復習だけでなく、1週間後、2週間後にも同じ範囲の復習テストが実施されるため、常に復習を繰り返す必要がありました。
つまり、
- 次回授業の予習
- 直前範囲の復習テスト対策
- その前の範囲の復習テスト対策
を並行して行う必要があり、結果として、必然的に勉強量が多くなっていきました。
また、当時は社会人1年目で、構造や法規の専門用語の多くが初めて触れる内容だったため、問題を解くだけでなく、用語の意味を調べるところから始める必要がありました。
その分、理解するまでに時間がかかり、勉強時間も増えていきました。
一方で、すでに実務で構造や法規に触れている方であれば、ここまでの勉強時間は必要ないかもしれません。
ただ、合格者と不合格者を見ていて感じたのは、不合格だった人の多くは、単純に勉強時間が足りていないケースが多いということです。
一級建築士の学科試験は、短期間の勉強で突破できる試験ではありません。
継続して勉強時間を確保し、知識を積み重ねていくことが、合格するための前提条件だと感じました。
正しい勉強方法で勉強できたこと
合格できたもう一つの大きな理由は、正しい勉強方法で勉強を続けることができたことです。
一級建築士の学科試験は、勉強時間を増やすだけでは合格できません。
勉強の方向性を間違えてしまうと、どれだけ時間をかけても点数が伸びない状態になります。
実際に僕自身も、勉強を始めたばかりの頃は、「問題を解いて、解説を読んで終わり」という非効率な勉強をしていました。
この方法では、その場では理解したつもりでも、少し形式が変わると解けなくなってしまいます。
しかし、勉強方法を変えることで成績が大きく変わりました。
総合資格では、長年の試験分析と合格実績をもとに、非常に緻密なカリキュラムが組まれています。
そのカリキュラムに沿って勉強を進めていくことで、どのタイミングで何を勉強すべきかが明確になり、結果として、最も効率よく成長できる勉強方法を自動的に実践できていたと感じています。
例えば、授業 → 復習テスト → 再復習という流れの中で、自然と知識を繰り返し定着させることができました。
また、構造では、力学の理解を優先して勉強を進めることができました。
構造力学は、構造全体の理解の土台となる分野です。
この部分をしっかり理解したことで、文章問題の理解度も上がり、構造の点数が安定するようになりました。
さらに、教材を増やさず、総合資格のテキストと問題集に絞って勉強したことも、大きな要因だったと思います。
一つの教材を繰り返し勉強することで、知識を確実に定着させることができました。
一級建築士の学科試験は、単に勉強時間を増やすだけではなく、正しい方法で勉強を続けられるかどうかが、合否を分ける大きな要因になると感じました。
教材の質が高かったこと
合格できた理由として、教材と問題の質が非常に高かったことも大きかったと感じています。
僕が使用していたのは、総合資格の講義用テキスト、問題集、演習テスト、復習テスト、そして模擬試験のみでした。
市販の参考書や問題集には一切手を出していません。
それでも合格できたのは、これらの教材だけで、本試験に対応できる実力を十分に身につけることができたからです。
一級建築士の学科試験では、
- 基礎的な知識を問う問題
- 応用力や思考力を問う問題
- 初めて見る形式の問題
など、難易度の異なる問題が混在しています。
総合資格の問題集や各種テストでは、こうした本試験のレベル感を意識した問題が段階的に用意されていました。
例えば、演習テストや復習テストでは、基礎知識を確実に定着させる問題が出題され、
宿題や模擬試験では、応用問題や見慣れない形式の問題も多く出題されていました。
このように、問題ごとに役割が明確に分かれていたため、基礎だけに偏ることも、逆に難問ばかりになることもなく、知識をバランスよく身につけることができました。
また、模擬試験では、普段のテストよりも難易度の高い問題や、初めて見る形式の問題も多く出題されていました。
そのおかげで、本試験で見慣れない問題が出題されたときにも、落ち着いて対応することができました。
今振り返って思うのは、こうした段階的にレベルアップできる問題構成があったからこそ、
本試験に対応できる実力が身についたのだと思います。
一級建築士の学科試験では、教材の数を増やすことよりも、質の高い教材を繰り返し使うことが重要だと感じました。
その点で、総合資格の教材と問題は、合格するために十分な内容が揃っていたと感じています。
総合資格の教材については以下の記事で詳しく説明しているので、ぜひご覧ください。
一級建築士学科 おすすめ教材 使い込んでわかった総合資格の教材の価値
https://rindo-blog.com/2026/02/22/【実体験】一級建築士学科は総合資格の教材だけ/
勉強環境があったこと
合格できた理由として、勉強に集中できる環境があったことも非常に大きかったと感じています。
独学の場合、勉強の進捗管理や理解度の確認を、すべて自分一人で行わなければなりません。
そのため、「今の勉強方法で合っているのか」「このまま続けて本当に合格できるのか」と不安を感じることも多くあります。
一方で、総合資格では、授業、テスト、模擬試験など、学習の進捗を管理する仕組みが整っていました。
特に大きかったのは、復習テストや模擬試験によって、自分の理解度を客観的に把握できたことです。
点数として結果が出ることで、どの分野が弱いのかが明確になり、次に何を勉強すべきか迷うことがなくなりました。
また、対面授業では、講師に直接質問できる環境があったことも大きかったです。
独学では、理解できない問題が出てきたとき、解決するまでに多くの時間がかかってしまいます。
しかし、講師に質問することで、短時間で疑問を解決することができました。
さらに、模擬試験後には面談の機会もあり、勉強方法や今後の対策について、具体的なアドバイスをもらうことができました。
このように、勉強の方向性を常に修正できる環境があったことで、効率よく学習を進めることができたと感じています。
そして何より、授業やテストが定期的にあることで、勉強を継続する習慣を維持することができました。
総合資格の対面授業については以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
【実体験】一級建築士学科 総合資格の対面授業は意味ある?独学と比較して分かった決定的な違い
https://rindo-blog.com/2026/02/10/一級建築士学科%E3%80%80独学では得られない「講師がい/
一級建築士の学科試験は、長期間にわたって勉強を続ける必要があります。
その中で、勉強を続けられる環境があったことは、合格できた大きな要因の一つだったと思います。
まとめ 合格できたのは「環境」と「積み重ね」があったから
ここまで、一級建築士学科試験に合格できた理由についてお伝えしてきました。
改めて振り返ると、
- 十分な勉強量を確保できたこと
- 正しい勉強方法で勉強できたこと
- 質の高い教材で勉強できたこと
- 勉強に集中できる環境があったこと
これらが合格できた大きな要因だったと感じています。
一級建築士の学科試験は、短期間の努力だけで合格できる試験ではありません。
継続して勉強を続け、知識を積み重ねていくことが必要になります。
その中で、正しい方向で努力を続けられるかどうかが、結果を大きく左右すると感じました。
僕自身、勉強を始めた頃は、何をすれば合格できるのか分からず、不安を感じることも多くありました。
しかし、総合資格のカリキュラムに沿って勉強を続けたことで、少しずつ実力を伸ばし、最終的に合格することができました。
もちろん、独学で合格する方も多くいます。
ですが、勉強方法や進捗に不安を感じている方や、
効率よく合格を目指したい方にとっては、資格学校を利用することは有効な選択肢の一つだと思います。
総合資格に興味がある方は、こちらの記事からご覧いただけます。
【一級建築士学科 総合資格は本当におすすめ?実体験からメリット・デメリットを解説】
https://rindo-blog.com/2026/02/08/一級建築士学科%E3%80%80総合資格は本当におすすめ?実/
一級建築士の学科試験は決して簡単な試験ではありませんが、正しい方法で努力を続ければ、合格することは十分可能です。
この記事が、これから受験する方の参考になれば幸いです。


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