一級建築士の勉強を始めたときに多くの人が最初に悩むのが、独学にするか資格学校に通うべきかという点だと思います。
僕自身も受験を決めた当初は、資格学校は経済的に厳しいから独学で挑戦しようと考えていました。
結果的に僕は総合資格学院に通い、学科はストレートで合格しました。
この記事では、一級建築士試験を実際に突破した立場から
- 独学が厳しいと感じた理由
- それでも独学が向いている人の特徴
- 総合資格学院を使って感じたリアルなメリット
について、正直に書いていきます。
これから一級建築士を目指す方が、資格学校に通うべきか、他に何か良い手段があるのかが分かる手助けになれば幸いです。
独学が厳しいと感じた理由
まず大前提ですが、独学で合格することは十分可能です。実際に、独学で合格している人は大勢います。
しかし、合格者の多くは過年度生や実務で法律や構造を扱っており、他の人よりもアドバンテージがある可能性が高いことを忘れてはいけません。
僕が総合資格で一級建築士の勉強を進めていく中で、独学だと厳しいと感じた理由は大きく2つあります。
分からない問題を教えてくれる相手がいない
計画・環境設備・施工は暗記科目なので、教科書と問題集だけで一人でもある程度は進められます。
しかし、法規や構造はそう簡単ではありません。
- 解説を読んでも理解に時間がかかる
- 解説だけでは腑に落ちないことがある
- 1問に時間を取られすぎて勉強全体が非効率になる
法規と構造に関してはこのような事態になることが多々あります。
独学の場合、
「今は問題の意味が理解できないから、来週先生に訊こう」
こういったことが出来ません。
特に社会人の場合、勉強時間が限られているので、この非効率が積み重なると致命傷になりかねません。
実践できる問題数に限界がある
僕が総合資格学院に通っていた時は、配布された問題集に加え、授業後の宿題やオリジナル問題もあって、かなりの問題量をこなせました。
そのおかげで、
- 新しい知識をしっかり理解できる
- 問題に触れることで出題の傾向が自然に身につく
というメリットがありました。
知識の定着度は解いた問題の量に比例すると感じたくらいです。
一方、独学の場合は、
- 手持ちの問題集をひたすらやる
- 出題ワードに類似した用語を自分で問題化して練習する
といった工夫が必要になります。
しかも、この作業は意外と時間がかかり、効率を上げるにはかなりの工夫が必要です。
まとめ
僕が独学で厳しいと感じた理由は、簡単に言うと次の2つです。
1. 「分からない問題をすぐに質問できない」
2. 「実践できる問題量が限られる」
この2つが積み重なると、独学だけで合格を目指すのはかなりハードルが高いと感じました。
総合資格を使ったメリット
私が資格学校として総合資格を選んで良かったと感じている点は主に2つあります。
頭に定着するカリキュラム
メリットの一つ目が、自然と頭に定着する学習カリキュラムが組まれていたことです。
総合資格の講義の基本的な流れは、予習 → 授業 → 復習ですが、それだけでは完結しませんでした。
同じ範囲について、
- 授業当日の演習テスト
- 翌週の復習テスト
- さらに翌週の定着度確認テスト
このように、タイミングをずらして何度も出題されました。
この仕組みによって、意識しなくても反復学習が行われ、理解度が確実に積み上がっていきました。
また、すべてのテストが点数として結果が出てデータも残っていくため、
- 自分がどこを理解していて、どこが弱いのかが一目で分かる
- ライバルが身近にいる
という点も大きかったです。
私自身、最初はクラス最下位でしたが、このカリキュラムに乗って勉強を続けることで、徐々に理解が追いついていきました。
問題の質が非常に高い
次に良かった点は、出題レベルの質が非常に高かったことです。
一級建築士の学科試験では、
- 基礎的な知識を問う問題
- 応用力・思考力を問われる問題
- 初出題や見慣れない形式の問題
と、難易度の異なる問題が混在しています。
総合資格の授業や模擬試験では、
こうした本試験のレベル感をすべて網羅した問題が出題されていました。
具体的には、
- 演習テスト・復習テスト:基礎を確実に固める問題
- 宿題:応用問題や、教科書に載っていないような問題
と役割がはっきり分かれています。
このおかげで、「簡単な問題だけ解ける状態」や「難問だけに偏る」といったことがなく、知識を満遍なく身につけることができました。
また、模擬試験では、普段の授業やテストでは出ないような応用問題も多く出題されるため、本試験で初めて見る問題にも対応できる思考力と耐性が自然と身についたと感じています。
総合資格のメリット・デメリットを詳しく説明した記事はこちらです。
ぜひ読んでください。
まとめ 独学とスクール、どちらが正解か
ここまで、独学の難しさ、独学が向いている人、そして実際に総合資格学院を使って感じたメリットについて書いてきました。
僕自身の結論は、一級建築士試験は独学か資格学校を利用するかでは決まりません。
「自分に合った環境で、正しい順番で勉強できるか」
これが合否を大きく左右する試験だということです。
独学が厳しいと感じた理由
独学では、次のような点がネックになります。
- 分からない問題をその場で解決できない
- 法規・構造で理解に時間がかかりやすい
- 実践できる問題数に限界がある
特に社会人の場合、限られた勉強時間の中でこの非効率さが積み重なると、気づかないうちに大きな差がついてしまいます。
それでも独学を選ぶという選択
もちろん、独学が劣っているというわけではありません。
- 自分で徹底的に調べて、理解することができる
- 実務経験があり建築に対して基礎理解がある
- 計画通りに継続できる
こうした条件が揃っていれば、独学で合格する可能性も十分にあります。
ただしその場合は、相当な自己管理力と工夫が必要になることは覚悟しておくべきだと思います。
総合資格学院を使って感じたこと
僕が総合資格学院を選んで良かったと感じているのは、
- 反復を前提とした学習カリキュラム
- 理解度が点数で可視化される仕組み
- 本試験を強く意識した問題の質
この3点が揃っていたことです。
特別な才能がなくても、カリキュラムに乗って勉強を続ければ、自然と実力が積み上がっていく環境だったと感じています。
実際、最初はクラスの下位にいた僕でも、最終的には学科をストレートで突破することができました。
最後に 大切なのは「自分に合った選択」
独学か、スクールか。
どちらが正解という答えはありません。
「独学でも受かる人がいる」のも事実ですし、「資格学校に通っても落ちる人がいる」のも事実です。
だからこそ大切なのは他人の成功例をそのまま真似することではなく、「今の自分に合った選択をすること」だと思います。
- 今使える勉強時間
- 自分の理解スピード
- 一人で続けられるかどうか
こうした点を、一度冷静に考えてみて下さい。
一級建築士の学科試験は、気合いややる気だけで乗り切れる試験ではありません。
長期間にわたって一定の勉強を積み上げられるかどうか。
そこが、合否を大きく分けます。
もし今、
- 勉強しているのに点数が伸びない
- 何を優先すればいいか分からない
- このままで本当に合格できるか不安
そう感じているなら、一度資格学校という選択肢を検討してみるのも、決して遠回りではありません。
資格学校に通うことは、楽をするための選択ではなく、合格までの道筋を明確にするための手段です。
もちろん、無理に選ぶ必要はありません。
ただ、「なんとなく独学を続けて1年が過ぎてしまう」ことだけは、一番もったいないと感じます。
どんな方法を選ぶにしても、大切なのは「このやり方でいく」と決めて、早めに動き出すこと。
自分に合った環境を選び、迷いなく勉強に集中できる状態を作ることが、結果的に一級建築士合格への最短ルートになるはずです。
資格学校と独学の2択に拘らずに、オンライン講座を受けるという選択肢もあります。
オンライン講座のメリット等は、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。





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