一級建築士学科 総合資格は本当におすすめ?実体験からメリット・デメリットを解説

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一級建築士学科の勉強で、総合資格に通うかどうか。

これは、多くの人が一度は悩むポイントだと思います。

私自身、大学4年生のときに

「一級建築士ってなんかかっこいいな」

そんな軽い動機で総合資格に入校しました。

正直に言うと、

入校当初はクラス最下位。

決して優秀な受講生ではありませんでした。

それでも、最終的には

一級建築士学科を一発で合格することができました。

この記事では、

実際に総合資格に通った私が感じた

「選んで良かった理由」と「正直なデメリット」について、

合格者の立場から包み隠さず書いていきます。

これから一級建築士学科の勉強を始める方、

独学か資格学校に通うかで迷っている方の判断材料になれば幸いです。

良かった点① 頭に定着する学習カリキュラム

総合資格を選んで良かったと感じている点のひとつが、

自然と頭に定着する学習カリキュラムが組まれていたことです。

総合資格の基本的な講座の流れは、

予習 → 授業 → 復習ですが、

それだけで終わりません。

同じ範囲について、

• 授業当日の演習テスト

• 翌週の復習テスト

• さらに翌週の確認テスト

と、タイミングをずらして何度も出題されます。

この仕組みによって、

意識しなくても反復学習が行われ、

理解度が確実に積み上がっていきました。

また、小テストから宿題まですべて点数として結果が出て、

データとしてアプリに残る仕組みになっているため、

自分がどこを理解していて、どこが弱いのかが一目で分かる

という点も大きかったです。

私自身、最初は最下位でしたが、

このカリキュラムに乗って勉強を続けることで、

徐々に理解が追いついていきました。

良かった点② 問題の質が高い

次に良かった点は、

出題レベルの質が非常に高かったことです。

一級建築士の学科試験では、

  • 基礎的な知識を問う問題
  • 応用力・思考力を問われる問題
  • 初出題や見慣れない形式の問題

と、難易度の異なる問題が混在しています。

総合資格の課題や模擬試験では、

こうした本試験のレベル感をすべて網羅した問題が出題されていました。

具体的には、

  • 演習テスト・復習テスト:基礎を確実に固める問題
  • 宿題:応用問題や、教科書に載っていないような問題

と役割がはっきり分かれています。

このおかげで、

「簡単な問題だけ解ける状態」や「難問だけに偏る」といったことがなく、

知識を満遍なく身につけることができました。

また、模擬試験では、

普段のテストでは出ないような応用問題も多く出題されるため、

本試験で初めて見る問題にも対応できる

思考力と耐性が自然と身についたと感じています。

デメリット① 講師の質にばらつきがある

デメリットの一つ目は、

講師の質にばらつきがあることです。

私が通っていた校舎では、

計画・法規・構造の講師は非常に分かりやすく、

単なる解説ではなく、考え方まで一般化して教えてくれました

一方で、環境・施工の講師は、

教科書を読み上げて説明するだけの授業が多く、

正直なところ、

これなら独学と何が違うのだろう」と感じる場面もありました。

むしろ、拘束時間が長い分、

人によっては独学の方が効率的だと感じる可能性もあると思います。

ただし、分からない問題があった際に、

その場で質問でき、的確なアドバイスをもらえる点は

資格学校ならではのメリットでもあります。

そのため、すべての授業を「必ず受けなければならない」と考えると、

人によっては負担に感じることもある、というのが正直な感想です。

デメリット② 拘束時間が長い

デメリットの二つ目は、

拘束時間が長い点です。

授業時間やテスト時間が必須なのは理解できますが、

時期によっては、

自習時間までもがカリキュラムに組み込まれていました。

強制的に勉強しなければならない環境に身を置ける点は、

勉強習慣がない人にとっては大きなメリットだと思います。

ただ一方で、

  • 息抜きに少しだけ休憩したい時
  • 仮眠を取りたい時
  • お腹が空いて集中力が落ちている時

こうした状況でも、

決められた時間は強制的に勉強し続けなければなりませんでした。

実際、授業後に無理をして自習を続けた結果、

糖分や集中力が不足し、

効率が大きく落ちることも多々ありました。

勉強時間を確保することは非常に大切ですが、

自分のコンディションに合わせて、

最大限パフォーマンスを発揮できる時間に学習することも

同じくらい重要だと感じました。

そのため、

「とにかく強制力が欲しい人」「一人で勉強するとどうしても続かない人」には向いていますが、

自分のペースを重視したい人にとっては、

窮屈に感じる可能性があります。

まとめ 総合資格が向いている人・向いていない人

最後に、今まで書いたメリット、デメリットをもとに

総合資格が向いている人、向いていない人は

それぞれどのような人かをまとめておきます。

総合資格が向いている人

一人で勉強を継続するのが苦手な人

総合資格は、授業・テスト・自習までスケジュールが組まれており、

宿題の量も毎週ボリュームがあります。

良くも悪くも「逃げ道が少ない環境」です。

  • 勉強しようと思っても続かない
  • 今日はいいか、が積み重なってしまう
  • 強制力がないと机に向かえない

こういった人にとっては、

多少拘束がきつくても、確実に勉強時間を確保できる

という点が大きなメリットになります。

基礎から応用まで、抜け漏れなく学習したい人

総合資格のカリキュラムは、

反復学習を前提に組まれています。

  • 易しい問題で基礎を固める
  • 応用問題で思考力を鍛える
  • 模試で本試験レベルに慣れる

この流れが自然に回るため、

「どこまでやればいいのかわからない」状態になりにくく、

抜け漏れなく学習することが可能です。

周囲の本気度に影響を受けて頑張れる人

教室の空気は、正直かなりピリッとしています。

• 周りが勉強しているとやらざるを得ない

• 上位の人を見て刺激を受ける

• ライバルがいる方が燃える

こうしたタイプの人には、

総合資格の環境そのものがモチベーションになります。

総合資格が向いていない人

自分のペースで勉強したい人

授業・テスト・自習が固定されているため、

体調や集中力に合わせた調整がしづらいです。

  • 夜型・朝型がはっきりしている
  • その日のコンディションを重視したい
  • 効率が落ちたら休みたい

こうした人は、

拘束時間がストレスになる可能性があります。

ある程度独学で進められる人

講師の質には校舎ごとに差があり、

科目によっては「独学と変わらない」と感じることもあります。

  • テキストを読めば理解できる
  • 自分で調べて解決できる
  • スケジュール管理が得意

このタイプの人は、高額な受講料に対して

コスパが悪いと感じる可能性があります。

すでに学習習慣が身についている人

毎日一定時間勉強する習慣がある人にとっては、

強制的なカリキュラムが不要な場合もあります。

  • 勉強時間を自分で管理できる
  • やるべきことを逆算できる
  • 自己管理が得意

この場合、

通信講座や独学の方が自由度が高く、効率的なこともあります。

それでも私が総合資格を選んで良かった理由を話すと、

私自身は、

強制力がないと絶対に続かなかったタイプ」でした。

デメリットも多く感じましたが、結果的に一発合格できたのは、

総合資格の環境に身を置いたからだと思っています。

総合資格は、

「誰にでもおすすめできる学校」ではありません。

ですが、

自分の弱点を理解した上で選べば、

合格までの最短ルートになる可能性が高い資格学校です。

追記 それでも迷っている方へ

それでも、

総合資格に通うべきかどうか、まだ決めきれない

そう感じている人も多いと思います。

実際、私自身も入校前はかなり迷いました。

受講料は決して安くありませんし、

拘束時間の長さや、周囲のレベルの高さに

絶望し、入稿したことを後悔した時期もありました。

特に、

「本当にここまでしないと合格できないのか?」

「独学でもいけるんじゃないか?」

そんな気持ちが何度も頭をよぎったのを覚えています。

ですが、今振り返って思うのは、

一級建築士の学科試験は“努力の方向性”を間違えると、簡単に1年失う試験

だということです。

知識量は多く、範囲も広い。

しかも、ただ覚えるだけでは通用せず、

「どのレベルまで理解しておくべきか」を

自分で判断しなければなりません。

この判断を、すべて一人で背負うのは、想像以上に大変です。

私の場合、

  • どこまで理解すればいいのか
  • どの科目を優先すべきか
  • 今の自分の立ち位置はどこなのか

これらを自分一人で管理する自信がありませんでした。

だからこそ、勉強の中身だけでなく、

進め方そのものを任せられる環境として

総合資格を選んだ、という側面も大きかったと思います。

「合格後」から逆算して考えるという視点

もう一つ、伝えておきたいことがあります。

予備校選びをしていると、どうしても

「今の負担」や、「今の大変さ」

ばかりに目がいきがちです。

ですが、

一級建築士試験は、

合格した後の時間の方が圧倒的に長い資格です。

もし不合格になれば、

もう1年、同じ内容を勉強し直すことになります。

  • もう一度モチベーションを作り直す
  • 同じ教材を開く
  • 周りの合格報告を見る

この精神的な負担は、かなり大きいです。

そう考えると、

多少きつくても、1年で決めにいく

という選択肢は、決して無謀ではないと感じました。

私にとって総合資格は、決して楽な道ではありませんでしたが、

遠回りを避けるための選択だったと思っています。

最後に

総合資格は、万人にとって最適な予備校ではありません。

逆に効率が悪くなるという人ももしかしたらいるかもしれません。

ですが、

  • 勉強のペースを自分で作るのが苦手
  • 強制力がないと続かない
  • 多少無理をしてでも、合格確率を上げたい

こうした特徴に当てはまる人にとっては、非常に相性の良い環境だと思います。

一級建築士の学科試験は、

「頑張るかどうか」よりも、

「どこで、どう頑張るか」が結果を左右します。

この記事が、これから学科試験に挑む方にとって、

後悔しない選択をするための材料になれば幸いです。

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